「煮坪」とは
新潟県五泉(ごせん)市にある「煮坪(にえつぼ)」。住宅街の一角にある”煮坪”は、周辺まで来ると石油の香りが漂います。柵で囲まれているので、柵の中には入らないでください。
煮坪(市指定文化財)
慶長13(1608)年ころ、越前国から移住して来た真柄仁兵衛貞賢は、新田開発できそうな土地を探して新津丘陵の周辺を回り歩いていました。そして、この煮坪をはじめ、各地で草水のしみ出す場所を発見します。彼は新発田藩の許可を得て、これらの油井を掘削し成功しました。真柄家は柄目木に居を構え、以後も草水の採掘を続けました。
(引用元:新潟市秋葉区公式サイト 煮坪・熊沢トンネル周辺(草水町2ほか) 煮坪(市指定文化財) より一部抜粋)
勢いが盛んな時代、この油井からは石油・天然ガスと水が混じり合った黒い液体が激しく噴き上がり、沸々と物を煮ているような音が周囲に鳴り響いていました。そのため、この油井は「煮坪」と呼ばれるようになりました。
詳細は、新潟市秋葉区公式サイトにてご確認ください。


”煮坪”までの道幅は、近づくにつれてどんどん狭くなっていきます。すれ違うことはできず、軽自動車でもスレスレくらいの道幅ですので、運転する際には周辺に十分にお気をつけください。到着すると、1,2台ほど停められそうな駐車スペースがありますので、そちらに車をお停めください。
”煮坪”の目の前に説明看板が立っていますので、訪れた際には是非読んでみてください。なお、24時間観賞することができますが、周辺に明かりなどがないため、明るい時間帯に鑑賞いただくことをおすすめします。
また冬季期間、積雪量によっては”煮坪”までたどり着かなかったり、観賞できなかったりする可能性がありますので、ご注意ください。
「煮坪」基本情報
所在地 | 〒956-0833 新潟県新潟市秋葉区草水町3丁目7-9551 |
お問い合わせ | 新潟市秋葉区役所(℡0250-23-1000) |
交通アクセス | 新潟駅から車で38分(20km) 東新津駅から車で4分(1.3km) |
駐車場(無料) | なし(周辺に1,2台ほど停められる駐車スペースがあります。) |
観賞可能期間 | 通年 ※冬季期間、積雪量によっては観賞できない可能性があります。 |
定休日 | なし |
観賞可能時間 | 24時間 |
料金 | 無料 |
お手洗い | なし |
その他 | 火気厳禁 |
滞在目安時間 | 5分 |
各種サイト | 新潟市秋葉区公式サイト |

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