浦佐毘沙門堂【普光寺】日本の奇祭が行われる場所

浦佐毘沙門堂【普光寺】日本の奇祭が行われる場所

2024年11月13日

「浦佐毘沙門堂普光寺」とは

 新潟県南魚沼市にあるこちらは、「浦佐毘沙門堂普光寺(うらさびしゃもんどうふこうじ)」。毎年3月の第1土曜日には、日本の奇祭と言われている「浦佐毘沙門堂裸押し合い大祭」が行われています。

裸押し合い大祭

三月三日の夜、2メートルを超える雪の中で行われる裸押合祭りは、日本の奇祭と言 われ、「北越雪譜」の中にもその当時の祭典の模様が詳しく記されています。 今から約1,200年前、坂上田村磨がこの地に御堂を建て、守護仏の毘沙門天王を祀って、 部下の将士や村長(むらおさ)や村人と共に国家安穏と戦捷を祈願し、あわせて 五穀豊穣・家内安全・身体健康を祈り、祝宴の中で歌い、踊って士気を鼓舞したことに 起因するものと言われています。その後、毘沙門天王の霊験あらたかさと、 幕府の庇護にあづかったことにより、歳々参拝者が多くなりました。

かっては、年1回初詣の正月三日に御堂の唐戸を開き、ご本尊様の御廉を上げ御開帳 して行われる行事に、毘沙門天を信仰する人々が各地から集まり、賑わいと混雑を極め ました。その多くの信者が他の人より早く参拝しようと、もみ合い押合うその熱さと、 年頭にその年の除災招福を願う心から、水行をして参前する。これらのことが混じり合って 次第に裸になる者が多くなり、全員裸で御本尊に額づくようになり、今の押合い祭りに 受け継がれて来ています。

(引用元:越後浦佐 普光寺公式サイト 裸押し合い大祭 より一部抜粋)

 詳細は、公式サイト裸押し合い大祭にてご確認ください。

 正面はこのようになっており、まっすぐ進むと本堂へとつながる道が続いています。

 左手に浦佐西山散策マップがありますので、道案内にお役立てください。

 左側に専用の駐車場があります。

 駐車場から歩く以外はほとんどが屋根付きだったので、よほどのことがない限り、天候に左右されることはありません。

 敷地内に立派な木が生えていました。

 不動明王の前に手水舎があります。なんだかすごく見られている気がして緊張します。

 残念ながら、堂内の撮影は禁止されていましたので、是非ご自身の目で本堂を見たり、周辺の雰囲気を感じたりしてみてください。

「浦佐毘沙門堂 普光寺」基本情報

所在地〒949-7302
新潟県南魚沼市浦佐2495-甲
お問い合わせ先浦佐毘沙門堂普光寺(℡025-777-2001)
※有料ガイドお申し込みの場合
南魚沼市観光ガイドの会(℡025-783-3377)
交通アクセス新潟駅から車で2時間35分(107km)
八色駅から車で7分(3.3km)
駐車場(無料)普通車40台/バス4台
拝観可能期間通年
定休日なし
拝観受付時間9時30分~16時30分
拝観料無料
※内陣参拝及び寺宝館は各¥300
お手洗いあり
その他堂内撮影禁止/ガイドあり(有料ガイドは3日前までに要予約/無料ガイドは事前問い合わせ必須)
滞在目安時間30分
各種サイト公式サイト
南魚沼市観光ガイドの会