「黒姫神社大杉」とは
新潟県柏崎市にある「黒姫(くろひめ)神社大杉」。柏崎市指定文化財天然記念物に登録されています。
柏崎市名所案内「黒姫神社(くろひめじんじゃ)大杉」
伝統芸能を見守る大杉
市内女谷の黒姫神社境内にある大杉は樹齢800年と云われ、目通り7.3メートル、樹高約20メートルで、枝は東西に大きく伸び、樹勢はなお盛んです。
国の重要無形民族文化財に指定されている「綾子舞」の現地公開(9月第2日曜日)は、以前はこの老杉の下が舞台で、500年も続く伝統芸能の雰囲気を、より一層醸し出していました。
(引用元:柏崎市公式ホームページ 柏崎市名所案内「黒姫神社(くろひめじんじゃ)大杉」)
詳細は、柏崎市公式ホームページまたは柏崎市観光協会公式サイトぅわっと!柏崎にてご確認ください。


入口付近には、国指定重要無形民俗文化財の”綾子舞”や市指定文化財天然記念物の”黒姫神社大杉”、市指定文化財名勝の”静雅園”についての説明が書かれた看板が立っています。訪れた際には、是非読んでみてください。
綾子舞伝承の地
国指定重要無形民俗文化財 綾子舞
綾子舞と総称されるこの芸能は、踊り、囃子舞、狂言の三種から成り、踊は二・三人の少女が頭にユライと呼ばれる赤い布をかぶり、振袖、だらり帯、白足袋の服装(高原田は赤い袴の巫子姿)で扇を持って踊るもので、小原木踊・常陸踊などの演目があり、初期歌舞伎踊を知る上で貴重である。囃子舞は、男性1人で舞い、はやしに合わせて物まね手ぶり面白く舞うもので恵比寿舞、猩々舞などがある。狂言は、男性ばかり数人で演じ、海老すくい・三條小鍛冶などの演目が伝えられ、いずれも芸能史上価値の高いものである。市指定文化財 記念物・名勝 静雅園
(引用元:綾子舞伝承の地 説明看板より一部抜粋)
この地の旧家にして医師であった布施家七代良斉が江戸末期から明治初年にかけて京都の庭師を招いて築造、九代偵二に至って完成したもの。昭和三年鵜川小学校が同地に移転の際寄付された。
広い境内に、綺麗にまっすぐ育っている”黒姫神社大杉”。遠くから見るよりも、やはり近くで見た方が迫力があります。かつてはこちらの大木の下で、国指定重要無形民俗文化財の”綾子舞”が行われていました。
冬季期間、積雪量によっては境内に入ることができないため、近くで観賞することができない可能性がありますので、ご注意ください。
「黒姫神社大杉」基本情報
所在地 | 〒945-1252 新潟県柏崎市女谷4582 |
お問い合わせ先 | (℡なし) |
交通アクセス | 新潟駅から車で2時間25分(104km) 安田駅から車で21分(15km) |
駐車場(無料) | なし ※わずかに駐車スペースがあります。 |
観賞可能期間 | 通年 ※積雪量によっては境内に入ることができないため、近くで観賞することができない可能性があります。 |
定休日 | なし |
観賞可能時間 | 24時間 |
観賞料 | 無料 |
お手洗い | なし |
滞在目安時間 | 10分 |
各種サイト | 柏崎市公式ホームページ 柏崎市観光協会公式サイトぅわっと!柏崎 |