「下来伝の大杉」とは
新潟県長岡市下来伝(しもらいでん)集落にある「下来伝の大杉」。長岡市指定文化財の天然記念物に登録されています。
専用の駐車場はありませんので、周辺に気をつけながら広い場所に駐車してください。


幹の周りには、大きなしめ縄が張られています。正面から見ても、横から見ても、巨大な杉であることが分かります。
下来伝の大杉
樹齢推定800年、樹高31メートル、幹囲8.3メートル。
(引用元:長岡市 公式サイト 下来伝の大杉 より一部抜粋)
この大杉は下来伝の村中にあり、その大きさ、古さだけでなく、樹下にある石仏群、道祖神と一体となり御神木として長い間民間の信仰(ほだれ様)を集めてきました。


「下来伝の大杉」の左横には、小さな社があり、こちらでお祈りをします。毎年3月の第2日曜には、五穀豊穣や子宝、身体健全、良縁など作物や人の稔りを祈願する「ほだれ祭」が開催されています。
ほだれ様(ほだれ大神)
ほだれ様は江戸時代以前から、ここ下来伝集落で信仰されてきた神様です。
日本には古来、山や巨木を神と崇める風習があります。ほだれ様もまた二本の巨木、男杉と女杉を神様とする信仰でした。
「ほだれ」は稲穂がたわわに稔る姿を表す稔りの神様です。農家の稔りは五穀豊穣とともに、まず人の稔り。子宝に恵まれ、健やかに育つ。さらに良縁に恵まれて次世代を産み、その子達が育ち代々家が栄え人が栄える。そんなご利益の神様です。
現在の木彫りの御神体は、昭和五十五年ほだれ祭復活の際に建立されました。この周辺には道祖神や如意輪観音、馬頭観音、庚申塔など様々な神や石仏が置かれ集落の信仰の中心地になっています。栃尾観光ガイドクラブ
(引用元:ほだれ様(ほだれ大神) 説明看板より一部抜粋)
皆さんも是非こちらで、”作物や人の稔り”をお祈りしてみてはいかがでしょうか?
「下来伝の大杉」基本情報
所在地 | 〒940-0152 新潟県長岡市来伝1020 |
お問い合わせ先 | (一社)栃尾観光協会(℡0258-51-1195) |
交通アクセス | 新潟駅から車で1時間42分(68km) 上条駅から車で20分(15km) |
駐車場(無料) | なし ※駐車可能スペースあり |
拝観可能期間 | 通年 |
定休日 | なし |
拝観可能時間 | 24時間 |
入場料 | 無料 |
お手洗い | なし |
滞在目安時間 | 10分 |
各種サイト | 長岡市公式サイト 長岡市公式サイトほだれ祭 |