「小栗山不動院」とは
新潟県見附(みつけ)市にある「小栗山(こぐりやま)不動院」。越後三十三観音の第十七番札所として知られており、観音堂は千手観世音菩薩(せんじゅかんぜおんぼさつ)を、本堂は金剛界大日如来(こんごうかいだいにちにょらい)を御本尊として祀られた、真言宗豊山派の寺院です。
不動院について
新潟県見附市にある小栗山 不動院は およそ千二百年の歴史をもつ真言宗の寺院です。
行基菩薩が自ら彫刻したとされる 千手観世音を御本尊として祀っております。各種ご祈祷やご葬儀、ご供養を行っており、 見附市・三条市・長岡市をはじめ、 新潟県内外の人々に広く親しまれてまいりました。
(引用元:小栗山不動院 公式サイト 不動院について より一部抜粋)

指定文化財の説明看板が立っています。訪れた際には、是非読んでみてください。なお、公式サイトからもご確認いただけます。
文化財
新潟県指定文化財
小栗山貝塚出土品
不動院裏山は北斗信仰に基づく七所の嶺とされ、古くから信仰の対象とされてきました。青銅製如来像1体・山吹蝶鳥文観1面・宋代の青白磁會子1口・青銅製経巻軸頭1対が納められていました。 1962年考古資料として新潟県指定文化財に指定されました。新潟県指定文化財
白鳳仏(聖観世音菩薩立像)
江戸時代中頃、不動院裏の七所山から出土したものと伝えられています。立像は御丈28.6cmで腰を少し右にひねり、左脚を遊脚にして足先を外に開いて立っています。 2009年3月に新潟県指定文化財に指定されました。見附市無形文化財
(引用元:小栗山不動院 公式サイト 不動院について 文化財 より一部抜粋)
小栗山獅子舞
江戸前期から三百年余りの伝統をもつ小栗山不動院の獅子舞は、見附市の無形文化財に指定されております。毎年八月十日の観世音大祭で、奉納舞が行われております。

山門には、表にも裏にも様々な彫刻があります。表と裏で彫刻が違うので、訪れた際には是非チェックしてみてください。

山門をくぐった後、右手には、七福神が見えてきます。左から、寿老人天、福禄寿天、毘沙門天、弁財天女、大黒天、恵比寿天、布袋尊と並んでいます。優しい笑顔で、見守ってくださっているような気がします。


参拝するには階段を上ります。手すりがついていますが、足元注意しながら上ってください。参拝場所には、2つの鰐口(わにぐち)と小さな鐘があります。手前の鰐口が他と比べて大きいです。どれかを鳴らして参拝しましょう。
「小栗山不動院」基本情報
所在地 | 〒954-0002 新潟県見附市小栗山町1778 |
お問い合わせ先 | 小栗山不動院(℡0258-62-0991) |
交通アクセス | 新潟駅から車で1時間18分(53km) 帯織駅から車で5分(2.9km) |
駐車場(無料) | 普通車以下3台 |
参拝可能期間 | 通年 |
定休日 | なし |
参拝可能時間 | 10時~16時 |
お手洗い | なし |
その他 | 御朱印あり |
滞在目安時間 | 15分 |
各種サイト | 公式サイト |