【中山隧道】16年かけて完成|日本一の長さの手堀り隧道

【中山隧道】16年かけて完成|日本一の長さの手堀り隧道

2024年10月9日

「中山隧道」とは

 16年かけて完成した手堀りのトンネル「中山隧道(なかやまずいどう)」。約880mもの長さのトンネルは、日本一の長さの手堀りトンネルと言われています。残念ながら現在は、約70mあたりから先へは、危険なため立入厳禁となっています。入口から立入厳禁エリア前までは、自由に見学することができます。

中山隧道の看板

 魚沼市から長岡市方面に向かっている途中にある「中山トンネル」を通りすぎてすぐに、左手にこのような看板が見えてきます。こちらの看板が見えたら、左に曲がります。

 左に曲がるとすぐ左手にお手洗いがあります。ご自由にお使いいただけます。

東屋

 お手洗いを過ぎて奥に進むと、左手にテーブルとベンチ付きの東屋があります。外の空気を吸いながら少し休憩もできます。

山古志小松倉集落散策ルート

 東屋のすぐそばに、山古志小松倉集落散策ルートもあるので、参考にしてみてください。

駐車場

 すぐそばに無料の駐車場があります。こちらに車を停めてください。

駐車場にある中山隧道の説明看板

 駐車場には、「中山隧道」についての看板があります。見学をする前にこちらを読んでから向かうことをおすすめします。

入口

 こちらが入口です。入口から見ると中が真っ暗です。念のため、懐中電灯があるとよさそうです。

説明看板1

 中に入るとすぐ右手に説明看板がいくつかあります。こちらには、「中山隧道」の歴史等が書かれています。

 左手には、来場者日誌があります。見学人数を把握するための日誌です。任意ですが、数か所必要事項を記入するのみで終わりますので、ご協力をお願いいたします。

中1

 さて先へ進んでみましょう。奥が明るくなっているのが見えるでしょうか。入口からは想像できないくらい明るくなっています。

中2

 明るさの正体はこちらの電気です。等間隔で電気がついているので、懐中電灯の出番は入口と、来場者日誌の記入時のみでしょうか。こちらでは、屋根の結露による水滴が落ちてくる可能性がありますので、お気をつけください。

関係者以外立入厳禁エリア

 こちらから先へは、関係者以外立入厳禁となっています。

 ツルハシとスコップを使い、手彫りでこのような規模のトンネルを完成させたというから驚きです。住民の生命と生活を守るために、16年もの年月をかけて完成させた先人たちの精神に感銘を受けます…。是非現場で歴史を感じてみてください。

「中山隧道」基本情報

所在地〒947-0203
新潟県長岡市山古志東竹沢
お問い合わせ先長岡市山古志支所 産業建設課(℡0258-59-2343)
中山隧道保存会(℡090-5803-8671)
交通アクセス新潟駅から車で2時間18分(93km)
越後広瀬駅から車で10分(6.7km)
駐車場(無料)あり
営業期間冬季期間以外
定休日冬季期間
営業時間24時間
入場料無料
お手洗いあり
その他関係者以外立入厳禁エリアあり
滞在時間目安15分
各種サイト公式サイト