【田代の七ツ釜】七つの滝つぼが点在する川

【田代の七ツ釜】七つの滝つぼが点在する川

2024年8月21日

「田代の七ツ釜」とは

 国の名勝・天然記念物に指定されているこちらは、「田代の七ツ釜(たしろのななつがま)」。苗場山系から流れ出る釜川の渓流に点在する七つの滝つぼです。右岸が断面層、左岸が縦層といった、学術的にも大変珍しい景観と、七ツ釜下流砂防堰堤で見られる「弁天滝」を見に行ってみましょう。

 駐車場に到着すると、20台ほどは停められそうな場所になっていたので、そちらに車を停めます。

案内図

 駐車場から「弁天滝」までは、歩いて向かうため、駐車場付近にある案内図で、「弁天滝」までのルートを確認しておきましょう。

 案内図の赤矢印の通りに進むと、何度か草むらを歩くことになるので、履きなれた運動靴で行くことをおすすめします。駐車場の目の前の草むらには、バッタがたくさんいてよくぶつかります。日陰はほぼなく、5分ほど歩くので、熱中症対策もしっかりしておきましょう。

 草むらの左側には、弁天滝修復の記念碑等があります。平成7年の土砂災害によって崩壊してしまった滝は、平成9年に全国初の擬岩による砂防ダムが完成し、崩壊前の滝に近いかたちで修復されたそうです。

 草むらを抜けて左に曲がると、一度コンクリートの道になり、カーブの坂を下ります。カーブが終わると、草むらの中に階段が見えてきます。踏み外さないように足元に気をつけて進みましょう。

 階段が終わると、また草むらがあります。その先はコンクリートになっていましたが、水溜まりができていました。前日の天気等によって、水溜まりができている可能性があるということを知っておく必要があります。

 水溜まりを通過すると、右側には綺麗に整備された階段が見えてきます。歩きやすいですが、こちらも足元に注意しながら下りましょう。階段が終わると、「弁天滝」が見られるエリアに到着します。柵がついているため、柵より前には絶対に行かないでください。

 草が伸びていてよく見えず、こちらより近くに行けないのは残念でした。こちらまで来るのはやや大変でしたが、大量の水が流れていて涼しかったです。

「田代の七ツ釜展望台」基本情報

所在地〒949-8413
新潟県十日町市田代
お問い合わせ先十日町市中里支所地域振興課(℡025-763-2511)
十日町市観光協会中里支部(℡025-763-3168) 
交通アクセス新潟駅から車で3時間12分(130km) 
長岡駅から車で1時間37分(65km) 
駐車場(無料)20台程度 
営業期間7月~10月
定休日降雪期間(例年11月~6月)
営業時間24時間
入場料無料
お手洗いなし
その他キャンプ等での宿泊禁止
滞在時間目安20分