『新発田藩主の”大名庭園”』

『新発田藩主の”大名庭園”』

「清水園」とは

清水園全体図

 国指定名勝の日本庭園を持つ「清水園」。広さ約4,600坪の下屋敷(別邸)が「清水谷御殿」と呼ばれていたことが名の由来となっています。

入口と駐車場案内の看板

 「清水園」付近に到着し、このような看板を見つけたら、右に曲がり駐車場に向かいます。

 「清水園」専用の駐車場と駐輪場があります。こちらに車や自転車等を停めて、表の受付に向かってください。

 「清水園入口」と書かれた矢印に沿って、入口の橋を渡って中にお入りください。

 中に入ると、右手にこのような看板が見えてきます。こちらの看板を通り越して、道なりに進みます。

大門と受付

 正面に大門、右奥に受付があります。受付で入園料の支払をして、パンフレットを受け取ってください。

 受付を済ませ、中に入っていきます。大門の左側には、観光ガイドボランティア実施予定表がありました。「清水園」が開園している日の、午前午後のどちらかは必ずいらっしゃるようですが、突然変更になる場合があるようです。大門をくぐると右手には、傘が置いてありました。貸出を行っているそうなので、突然雨が降ってきても安心です。帰りは必ず元に戻してください。

順路

 園内にはこのように、順路と書かれた看板があります。順路通りに進んでください。

「書院」

 中門の手前を右に曲がると、「書院」があります。こちらからは、国指定名勝の「新発田藩 大名庭園」を眺めることができます。入口で靴を脱ぎ、棚にしまってからお入りください。

 廊下や手前の部屋からチラ見えする庭園。想像力が掻き立てられます。

 部屋には、掛軸や甲冑(かっちゅう)が置かれ、時代の雰囲気を感じることができます。

新発田藩大名庭園

 こちらが、書院から見る「新発田藩 大名庭園」。色づき始めていた葉は、秋になると綺麗に紅葉し、さらに絶景となります。水鏡に映る姿も美しかったです。

 

「5つの茶室」

中門

 「書院」を後にして中門をくぐり、順路をたどると「新発田藩 大名庭園」の周りを散策するルートとなっており、5つの茶室が点在しています。

桐庵

 茶室は、「桐庵(とうあん)」「夕佳亭(ゆうかてい)」「翠濤庵(すいとうあん)」「同仁斎(どうじんさい)」「松月亭(しょうげつてい)」の5つで、現在、中に入って拝観することはできません。

 散策ルートには、このような石畳を通る道もあります。滑りやすいのでお気をつけください。

洲浜から見た景色

 順路通りに進むと、「洲浜」を通るため、庭園をより間近に眺めることができます。水鏡に映る景観も間近に眺めることができ、とても綺麗でした。

鐘楼

 こちらは、「鐘楼」です。石畳が続いており、近くまで見に行くことができます。

 その後、細めの石橋を渡ると、「腰掛待合」に辿り着きます。石橋から落ちないようにお気をつけください。石橋が怖い方は、石橋を渡らないルートもありますので、パンフレットのマップを見ながら、お進みください。

「蔵の資料館」

 「新発田藩 大名庭園」の周りを散策するルートを終えて、庭門をくぐると左手には、巨大な蔵が見えてきます。「新発田藩史料館」「堀部安兵衛伝承館」「清水谷蔵所資料館」の3つの資料館が入り、当時酒蔵・米蔵として使用されていた蔵は今、「蔵の資料館」と呼ばれています。

「新発田藩史料館・堀部安兵衛伝承館」

 こちらは、「新発田藩史料館」と「堀部安兵衛伝承館」の入口です。中で繋がっているので、どちらからでも出入りできます。こちらは土足厳禁なので、入口で靴を脱いでからお入りください。

1階資料1

 中はこのように、新発田藩関係の資料がずらりと展示されています。

 2階にも資料が展示されており、階段には白根の凧が展示されています。

「清水谷蔵所資料館」

清水谷蔵所資料館入口

 こちらは、「清水谷蔵所資料館」の入口です。「新発田藩史料館」や「堀部安兵衛伝承館」とは繋がっていないので、一度外に出て靴を履き、こちらには靴のままお入りください。

 1,2階とも資料が展示されており、清水谷蔵所時代の資料を中心に展示されています。

「台輪展示館」

 順路通りに進むと、左手に「台輪展示館」が見えてきます。祭り等で展示場所が移動になることもあるそうです。

「旧新発田藩 足軽長屋」

旧新発田藩足軽長屋入口

 「清水園」の向かい側には、重要文化財の「旧新発田藩 足軽長屋」が見えます。「清水園」の受付で入園券をお求めになると、「清水園」と「旧新発田藩 足軽長屋」の両方を自由に拝観することができます。

 こちらも実際に中に入り、拝観することができますが、土足厳禁なので入口で靴を脱いでお入りください。入口の天井が低いので、頭をぶつけないようにご注意ください。

「旧新発田藩 武家屋敷 石黒家住宅」

 駐車場の右奥では、新発田市指定文化財の「旧新発田藩 武家屋敷 石黒家住宅」があります。こちらは無料で拝観することができるため、入園券等は必要ありません。

 実際に中に入り、自由に見学することもできます。土足厳禁なため、入口で靴を脱いでお入りください。

「清水園」 基本情報

所在地〒957-0056 新潟県新発田市大栄町7丁目9-32
お問い合わせ先清水園(℡0254-22-2659)
新発田市観光ガイドボランティア協会事務局(観光協会内)(℡0254-26-6789)
交通アクセス新潟駅から車で57分(25km) 
新発田駅から6分(1.4km) 
駐車場(無料)あり(駐輪場もあり)
開園期間通年
休園日6月~9月/12月~3月 毎週火曜(祝祭日の場合は開園,翌日休園)
年末(12/27~31)
※4,5,10,11月は無休
開園時間3月~10月 9時~17時
11月~2月 9時~16時30分
入園料大人¥700 
支払方法現金
お手洗いあり
その他禁煙/傘貸出あり/フリーWi-Fiあり
滞在時間目安1時間
各種サイト公式サイト
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