越後文化発祥の地―西蒲原郡弥彦村で、7月24日から26日にかけて、重要無形民俗文化財の「弥彦燈籠まつり」が開催された。
県内各地から集まった燈籠が御神輿を中心として、弥彦村内で2時間程度かけて渡御が繰り広げられる。
勇ましい活気と厳かな神事は、見る者を圧倒して瞬く間に、独自の世界観に引き込まれる。
25日15時30分から彌彦神社で行われた「里神楽奉納」。
25日16時30分からは、御神輿渡御・大燈籠巡行の道筋を祓い浄める神事「御欅引」が行われた。氏子中の小学生らが、紙垂を付した欅の大枝を曳き、掛け声と共に街を駆け抜けた。
燈籠神事の「大燈籠巡行」と共に行われた「奉納花火大会」は、20時から2時間ほど弥彦公園で打ち上がった。